タイヤとインナーカウルを取り付けて車体完成までです。
まずは前回仕上げたスイングアームとフロントフォークにタイヤを取り付けて立たせます。ただ、このキットパーツ数が少ない分の難易度がホイールに集中しており…
デカールを貼ったらこの有様です。これは主が貼る場所を間違えたせいなのですが、かといってこのデカールあまりにも太いので細い縁部分に馴染ませるのも難しいです。
ということで塗装してリカバリーすることに。デカールは全部ダメになりました(^V^)
乾いたらはみ出た部分をエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ります。マルケジーニのマークがないのは気にするな。
タイヤをはめて取り付けていきます。中にパーツを噛ませることで滑らかに回るようになっています。このキットはここのために通常サイズのドライバーが必要になるので注意。
次は前輪です。つまり
お ま た せ
フローティングピンが金属製になっております。これを入れるくらいなら塗装済みリアショックを入れて欲しいのですが…つべこべ言わずはめていきましょう。ベテランモデラーの方は毎回やってるんですかね?
定番の穴開けもしています。今回は穴が大きめだったので0.8ミリ径のドリルを使いました。
精神をすり減らす作業が終わったら楽しい作業です。ブレーキディスクは左右で嵌め込む穴の形が違っている親切設計です。
塗装はブレーキディスクがホワイトシルバーとセミグロスブラック、キャリパーがメタリックグレイに赤のエナメル塗料でブレンボの文字を入れております。
前輪はいつものネジ止めです。
ついに二輪で立ちました。エンジントラブルなんてナンボなもんと言わんばかりの大胆な構造で面白いですね。
今更ながらメンテナンススタンドはパーティングライン処理をして本体は適当にアルミシルバー、タイヤがクリアオレンジに中心部を4アーティストマーカーのシルバーで筆塗りです。
車体を完成させていきましょう。
メーターは白背景を選びました。
ハンドルはセミグロスブラック、メタリックグレイで吹いた後4アーティストマーカーのシルバーでバーエンドを塗っています。
パイピングはさほど難しくありませんでした。ブレーキホースの一部はフェンダーにつけるようになっているので後回し。
インナーカウルは少なめですが構造故情報量は多いです。大部分はセミグロスブラック、グレーはクレオスのMSファントムグレー、細かい塗り分けにタミヤにエナメルライトグレイです。
エアクリーナーボックスのポリキャップはインナーカウルを取り付ける穴でした。サイドのインナーカウルがネジ止めになっています。
この部分にバッテリーやヒューズボックス?があるのも珍しいですね。
シートフレームには何もないので非常にシンプルです。テールランプのリフレクターに4アーティストマーカーのシルバー、クリアパーツにタミヤのクリアレッドです。
4アーティストマーカーシルバーは光をよく拾ってくれるのでこういうところに重宝するんですよ。
ヘッドライトのリフレクター部分が4アーティストマーカーのシルバーで筆塗りです。
ここは爪で引っかかる構造になっています。
ついに車体が完成しました。インナーカウルが被さると普通のバイクに見えるのが不思議ですね。
次回はおそらく実車カスタム記事か次回作の開封を挟んでから外装を仕上げて完成の予定です。前回外装だけで記事が長くなりましたが今回は一回でおさまります。…多分。